けん玉の段級審査について
かにけん玉クラブでは、けん玉の級位認定会を開催しています。
けん玉にも、多くの武道やスポーツ、書道や珠算のように「段位」「級位」があるんですよ!
興味のある方はぜひ受けてみてください。
けん玉の「段位」「級位」
10級から1級、準初段、初段から十段が存在し、「公益社団法人 日本けん玉協会」が制定しています。
段・級それぞれ、規定の種目に挑戦し、各級・段に応じた成功回数で判定されます。
審査で使用するけん玉
日本けん玉協会の認定けん玉が必要です。
こんなシールが貼ってあります。
山形工房「大空」、Yumu kendama「Sticky(スティッキ―)」などがあります。
10級から1級
10級から1級の種目はこちらです。
- 大皿
- 小皿
- 中皿
- ろうそく
- とめけん
- ひこうき
- ふりけん
- 日本一周
- 世界一周
- 灯台
- もしかめ50回(1級のみ。2回挑戦。)
(規定回数等は下記日本けん玉協会のページをご参照ください。)
級・準初段の技
1級からはもしかめが登場。なので、1級を受ける前にもしかめ50回クリアが必須です。2回挑戦できます。ペースは「1分間135回以上の速さ」です。
静止系の技「灯台」は、静止している秒数など規定があります。
静止系に限らず、技によっては規定がありますので詳しく知りたい方はかにけん玉クラブにてお尋ねくださいね~!
準初段
準初段の種目はこちらです。
- とめけん
- ひこうき
- ふりけん
- 県一周
- 日本一周
- 世界一周
- 灯台
- けん先すべり
- もしかめ100回(準初段以降は1回挑戦。)
(規定回数等は下記日本けん玉協会のページをご参照ください。)
級・準初段の技
県一周、けん先すべりが登場。
もしかめは100回クリアが必須です。もしかめの挑戦は準初段以降1回のみになります。
初段以降
初段以降の種目はこちらです。
- 世界一周
- 灯台
- けん先すべり
- 地球まわし
- さか落とし
- うらふりけん
- 宇宙一周
- うぐいす
- つるしとめけん
- はねけん
- 一回転飛行機(三段以降)
- 一回転灯台(三段以降)
- すべり止め極意(五段以降)
- うぐいすの谷渡り(五段以降)
- 灯台とんぼ返り(五段以降)
- つるし一回転飛行機(五段以降)
- 二回転灯台(五段以降)
- もしかめ(回数は段ごとに異なります。)
- タイム競技B(三段以降。秒数は段ごとに異なります。)
- 自由種目(六段)
(規定回数、タイム競技Bの内容等は下記日本けん玉協会のページをご参照ください。)
段の技
もしかめの回数は、初段:200回、二段:300回、三段:500回、四段:1000回。
三段からは「タイム競技B」が登場。規定の種目を順序通りに決まった時間内でこなします。
六段の「自由種目」は、「高度な技術を示す技」「オリジナルな技」を2種目、10回以内の挑戦でこなします。
七段以降は、指導者やけん玉普及に長年貢献された方に授与されます。
審査について
10級から準初段までの審査は、審査員1名以上。
初段から五段までの審査は審査員が3名必要となります。
かにけん玉クラブは、審査員の有資格者が現在1名ですので、準初段までの認定としております。
もっと上の段を目指したい!という方はご相談ください。
合格すると
審査に合格すると、認定証が授与されます。
※初段以降の段位取得については、日本けん玉協会本部への登録料納入が必要となります。
緊張します
受けてみるとわかりますが、審査員の前で実際に挑戦すると、緊張します。
普段なら簡単にできる技も手が震えて失敗することもあります。
しかし最後の10回目で成功して合格!なんてこともあります。
どんなに練習しても本番では緊張しますが、
あせらず、最後の1回まで冷静さを保つ事を意識する事が大事なのかな、と思っています。
ぜひ、かにけん玉クラブで級位認定に挑戦してみてくださいね!